08/04/20 22:17:27 asPmoUl60
自殺の一因? SSRI系抗欝剤に注意
---
■殺人事件も多発
米食品医薬品局(FDA)は5月12日、日本でも販売されているSSRI系の坑鬱
薬「パキシル」について、服用した20代を中心とした若い鬱病患者に自殺を試み
る行動が増える傾向があるとの警告を発表した。これに対して浜六郎医師は以
前からパキシルの副作用に強い警告を発していた。
「最近、軽い鬱症状やパニック発作だけでも気軽にパキシルを処方する傾向
にありますが、とんでもない間違い。パキシルが合わず強い副作用が出て、自
殺や事件を引き起こすことは少なくないはずです」
1999年の全日空ハイジャック事件の西沢裕司元被告や2001年の大阪池田小
事件の宅間守元被告も、SSRI系の坑鬱剤を処方されていた。海外でも、SSRI
がらみの不可解な殺人事件、訴訟騒動は数多く起きている。
---
■“警告”が次々と
00年ころまでは失業者と自殺者の数は連動していたが、失業者が減少に転じ
た02年以降も自殺者の数が減らないのは、SSRI系の坑鬱剤の処方が関係してい
るのではないかと浜医師は推察している。
「最近では、一度発作が起こっただけのパニック障害とも言えない人や、ご
く軽微の鬱傾向の人にまで、SSRIを処方しようという傾向が強まっています」
実際、厚労省はパキシルの「安全性は確立していない」として03年に18歳未
満への使用を禁止。同じ年にFDAはパキシルは使用を中断すると「重大な離脱
症候群をきたす」と警告している。
製薬会社自身もホームページで、この薬は過去に自殺を図ったり考えたりし
たことのある人には慎重に投与すべきである、としている。
「実際にこの薬が必要な人もいることは否定しません。しかし、それは現在の
使用量に比べるとごく一部の重症鬱病の人に限られるべきです。安易な投与
は厳に戒めるべきです」
---
(夕刊フジ)
URLリンク(tiryouhk.blog17.fc2.com)