08/01/17 13:29:09 fN9VDyWV0
>>108
以前、脳梗塞で入院した患者さんに対しAfの確認をしたところ、「頭で入院したのに
何で心臓検査するんじゃ、検査漬けにするつもりやろ、われ」と家人に脅された(?)
事があります。
医療側の理論では当たり前の事が、そうでない人にとっては奇妙に写るのだと思いました。
法律の世界も同じようです。医療側からみて極めて奇妙だと思っていた事は、彼らの理論
からは当然のことなんですよね。
裁判の権利と言うものは、そもそも、事案を多くの人に見てもらい、民主的に解決しようと
いうものです。
「裁判官がトチ狂った結論を出したから不服だ」という意見を、再度多くの人に見て
もらっても意味がないですよね?不服ならば上告すれば?という事になりますよね?
トチ狂った判決は殆どが地裁(特に東京地裁)から出ています。(2~3は地方高裁で
出ているようですが。)どの判決も最高裁まで戦えば医療側の勝利になると思います。
司法側は、不服なら最後まで戦えば?と思っている様です。最後まで戦わない以上、そこで
納得したんでしょ、納得する結論を出したのなら裁判官は悪くないじゃん、という事です。
地裁の判決なんて、判例集にも載らないし、どうでもいいじゃんとも思っている様です。
医療者側から見れば、そんな訴訟を何時までも抱えている負担は減らしたいし、風評被害
も出てくるし、かなり不満だけど和解で済まそう、と思ってしまったりするのですが・・・。
地裁の判断でも司法が決めた以上は遵守しなければ、とも思ってしまいますしね。
最後に、実際問題として「医療訴訟禁止」の法律ができる前に、「経済犯罪訴訟禁止」の法律が
できてしまって、日本が終わってしまう可能性の方が高いとは思いませんか?