08/02/05 08:04:46 kFP9zCnF0
◆2.4 「事故調案、民主党ならこうやります」
〔from 連載・どうなる?医療事故調〕
URLリンク(cmad.nikkeibp.co.jp)
議論が高まっている事故調案に対して、野党である民主党はこれまでスタンスを表明していなかった。
しかし間もなく、民主党の“事故調案”が発表される見通しだ。
民主党内の「医療事故調査制度作業チーム」において事務局長を務め、法案の作成に深くかかわっているのが、足立信也参議院議員。
医師でもある同氏に、民主党案のコンセプトを聞いた。
※インタビュー収録:2007年12月14日。
─議員が医療事故調の話にかかわるようになった経緯を教えてください。
足立 2006年の国会のメーンテーマは医療制度改革でしたが、われわれは、「医療の安心・納得・安全法案」を「がん対策基本法案」などとともに提出しました。
その法案の中で、医療事故の報告制度と、医療事故等の調査を行う体制の整備を法制化することを定めています。
現在、「医療事故調査制度作業チーム」を立ち上げ、複数のメンバーで党としての事故調案について検討しています。
ただ、まだ検討中ですので、現段階でお話しすることは党としての見解ではなく、まだ個人の考え方として聞いてください。
─分かりました。では、自民党案や厚労省案をご覧になって、どのように感じましたか。
足立 幾つも問題があると思いますが、大きなくくりで言うと、一つは、厚労省案では患者側の不満が解消されず、コンフリクトの火種が残ること。
もう一つは、届け出が膨大になって、混乱が生じることです。