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稚内市民、3割が転出予定・希望 市が意識調査 「医療不安の現れ」
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【稚内】市が行った市民意識調査で、回答者の約3割が、市外への転出を予定または希望していたことが分かった。
市に優先的に取り組んでほしい施策としては、地域医療体制や高齢者医療の充実を挙げる声が多く、
市政策経営室は「地域医療への不安などが、転出を予定・希望する人の数になって現れた」と分析している。
調査は、策定中の第四次総合計画(2009-18年度)に反映するために実施。昨年10月25日から11月7日にかけて、
無作為に抽出した18歳以上の市民2000人を対象に行った。39%に当たる780人から回答があり、有効回答数は769人だった。
「将来も引き続き稚内市に住みたいと考えていますか」との問いに対し、「ずっと住み続けるつもり」
「できれば住み続けたい」と答えた人は合わせて56.2%。これに対し、「できれば転出したい」は21.2%、
「転出する予定がある」は8.7%だった。
転出を予定または希望する理由としては、「仕事の関係」が28.3%と最も多く、次いで「生活の利便性を求めて」が26.5%、
「充実した医療を求めて」が25.2%に上った。
市の各種施策の優先度を問う項目では、83.9%の市民が「地域医療体制の整備充実」について、「優先的に実施してほしい」
または「やや優先的に実施してほしい」と回答した。
このほか「高齢者医療福祉施設の充実」(78.3%)や、「救急救命体制の整備拡充」(77.5%)、
「在宅医療福祉体制の充実」(75.9%)、「雇用労働の安定」(75.8%)も優先実施を求める回答が多かった。
(後略)