産科医絶滅史51巻~もういくつ寝ると訴訟が痛~ at HOSP
産科医絶滅史51巻~もういくつ寝ると訴訟が痛~ - 暇つぶし2ch495:卵の名無しさん
08/01/04 10:09:22 0QmAr9yi0
未来を託す~湖国の子育て事情 激務の産科医感謝励み
「命誕生立ち会え幸せ」
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

 「先生、緊急の手術です。今すぐ来て下さい!」
 滋賀医科大付属病院(大津市)の産婦人科医、松下かおりさん(32)と山中章義さん(27)の携帯電話が深夜、鳴り響く。
はね起きて、すぐさま病院へ直行。手術が終われば、そのまま朝から通常の勤務が始まる。決して珍しいことではない。
 2人はともに同大学を卒業。2年間、臨床研修医として外科や内科など複数の診療科で経験を積んだ後、松下さんは2006年、
山中さんは07年から産婦人科医となった。
 高度な専門医療を行う同病院には、切迫早産や多胎妊娠など、県内からハイリスクの妊婦が集まる。神経をすり減らす分娩だけでなく、
日々の健康診断や婦人科の診察、書類整理などの事務作業にも追われる。休日も自分が受け持つ患者の様子を見るために病院へ行き、
さらには月10回以上の泊まり勤務もこなす。
 過酷な勤務や訴訟リスクの高さから、産科医離れが全国的に進む。県医療制度改革推進室によると、県内の病院勤務医は03年の51人から
06年は47人に減少。過去2年間でも公立高島総合病院、彦根市立病院、近江八幡市立総合医療センターの3病院が分娩を休止した
(高島総合病院は077年5月再開)。
 「しんどいと言えばしんどい。でも……」。2人は明るく続ける。「尊い命の誕生に立ち会える。何より、人に『おめでとう』と言える。
めったにない幸せな仕事ですよ」
 山中さんは小学生の時、手術で人の命を救う外科医にあこがれた。しかし、「医師が不足しているところで役に立ちたい」
と産婦人科医の道を選んだ。



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