産科医絶滅史51巻~もういくつ寝ると訴訟が痛~ at HOSP
産科医絶滅史51巻~もういくつ寝ると訴訟が痛~ - 暇つぶし2ch398:卵の名無しさん
08/01/01 09:51:35 LdY1rp+z0
>>397続き

◇なぜ医師不足?
 そもそも、なぜ産科医師が全国的に不足しているのか―。
 原因の一つには医師の負担の大きさが挙げられる。出産はいつあるのか分からない。診療を求められれば医師は対応する義務があるから
1日24時間、1年365日、まったく気の休まる暇もない。加えて陣痛から出産まで長時間にわたるケースも多いため、昼夜を問わない
あまりの激務に耐えかねて退職する医師が後を絶たず、産科を希望する研修医も、この厳しい実態を目の当たりにして
ほかの診療科を選択してしまうのだ。
 二つ目には、医療が聖域ではなくなり、出産に当たって何か問題が起きた場合、医療事故としてすぐに裁判に訴えられるケースが
増えたことがある。こうした要因によって医師の産科離れが進んでいるのだ。
 それでも世のため、人のため―と使命感に燃えて産科を選択してみても、その報酬は激務に見合ったものとはいえないことも多いようだ。
くしの歯が欠けるように1人、2人と医師が減っていく結果となり、残った医師の負担はさらに重くなっていくという悪循環が起きている。
 千葉院長は「昭和をどうするというより、上伊那全体の医療のあり方を真剣に検討しなければ地域医療は崩壊してしまう」として、
伊那中病などに協力、連携を呼び掛けている。中原組合長も異口同音に「今の状態では地域医療は守れない。経営的なことも含め、
将来は上伊那広域で、場合によっては、飯田との連携も視野に入れながらやっていくべきだ」として、広域連携の必要性を強調している。
 目先の医師確保だけでなく、数年先を見越した中長期的な視点が求められている。


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