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館林厚生病院が奨学金支給 /群馬
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館林市と邑楽郡の5つの町で運営している館林厚生病院は、産科婦人科などの医師不足を解消するため、
医学部の学生や研修医に奨学金を支給することにしました。
これは27日、館林市長と邑楽郡の5つの町の町長が共同で記者会見をして明らかにしました。
館林厚生病院は産婦人科の医師不足の影響で出産ができなくなっていて地域住民は子宮外妊娠のように
高度な技術が必要な出産の場合、隣接する太田市や栃木県下野市にある総合病院や大学病院まで
行かなければならなくなっています。また、ほかの診療科でも医師の確保が困難になっているため、
病院を運営する1市5町は、来年4月から医学部の学生や研修医に奨学金を支給することにしました。
奨学金は月額15万円で最長で6年間支給され、利子は無く、館林厚生病院で借りた年数の倍、
勤務すれば返済が免除されるということです。
病院では、来年度、4人に奨学金を支給出来るよう準備を進めていて近く、周辺地域の大学などに
募集の書類を配ることにしています。館林市の安楽岡一雄市長は「病院の経営は厳しいが、
なんとか医師を確保して公的な医療機関としての責務を果たしたい」と話しています。
県によりますと県以外の自治体が医師確保のために奨学金を支給するのは、県内では初めてだということです。