08/03/06 06:04:45 G+AmIqHF0
「薬の過剰投与で死亡」 遺族、医師・薬剤師らを提訴
肺がん治療のため入院していた「虎の門病院」(東京都港区、山口徹院長)で、
肺炎の薬を投与された後に死亡した大学教授の男性(当時66)の遺族が、
病院を運営する「国家公務員共済組合連合会」や担当した医師らに約1億円の損害賠償を求め、
東京地裁に5日、提訴した。遺族は「過剰な投与で死亡させた」として、
調剤した薬剤師に対しても「薬剤を確認する義務を怠った」と訴えている。
訴状などによると男性は05年10月、肺炎にかかったが、医師の処方に基づき、
1日の用量の5倍の薬を3日間投与されたため血圧が低下し、10日後に死亡したという。
遺族の代理人弁護士によると、病院側は投薬ミスが起きた経緯について、
(1)担当した研修医が病院で使う医薬品リストを読み間違え、
誤った用量の数字をパソコンに入力して調剤を指示した
(2)誤入力を指摘するシステムが働かず、薬剤師も指示の誤りに気づかなかった、
とする調査報告書を遺族側に渡したという。
薬剤師法は「処方箋(せん)に疑わしい点があるときは医師に問い合わせて
確かめなければならない」と定めており、弁護士は「虎の門のような著名な病院で
チェックがきかないのなら、同じような事件は今後も起こる。原因について納得のいく説明を受け、
責任を明らかにしたいというのが遺族の気持ちだ」と話した。
提訴について虎の門病院は「訴状が届いておらず、内容が確認できないのでコメントできない」としている。
URLリンク(www.asahi.com)
やっぱり薬剤師なんかいても無駄じゃね?