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新型ワクチン 一部事前接種へ (動画あり)
URLリンク(www.nhk.or.jp)
世界的な大流行が懸念される新型インフルエンザがいつ発生してもおかしくないと指摘されていることから、厚生労働省は、
現在備蓄しているH5N1型の鳥インフルエンザウイルスのワクチンを医療関係者など6000人に事前接種する方針を固めました。
接種すれば世界で初めての対策になります。
新型インフルエンザは、鳥インフルエンザウイルスが変異してヒトからヒトに爆発的に広がるようになるもので、厚生労働省は、
日本でも最悪64万人が死亡すると推計しています。この新型インフルエンザの発生に備え、国は現在、ベトナムや中国などで
ヒトに感染したH5N1型のウイルスを基に2000万人分のワクチンを作り、備蓄していますが、発生後に接種を始めても
間に合わないという指摘がありました。また、H5N1は世界各地で感染が広がり、いつ新型インフルエンザに変異しても
おかしくないと指摘されていることから、厚生労働省は、このワクチンを医療関係者や検疫担当者などを対象に事前接種する
方針を固めました。計画では今年度、およそ6000人を対象に接種し、安全性や効果についてあらためて確認して問題がなければ
さらに接種を広げていくことも検討します。備蓄しているH5N1のワクチンの事前接種はスイスが計画していますが、
実際に打てば世界で初めての対策で、厚生労働省は、16日に開かれる専門家会合で議論し、正式に方針を決めることにしています。