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136 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/03/03(月) 01:42:24 ID:apdj/5yt
インドネシア 鳥インフルのウイルス検体提供を再開 国内の患者拡大で
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【シンガポール1日斎藤正明】
世界保健機関(WHO)に対し、鳥インフルエンザのワクチン開発に必要なウイルス検体の提供を
停止していたインドネシア政府が、半年ぶりに提供を再開した。
同国は検体提供が先進国を利すると批判していたが、
自国内での感染を抑えられず、提供を迫るWHOに抗しきれなくなった。
インドネシア政府によると、同国内の患者から採取された12のウイルス検体が2月末までに、
米アトランタにあるWHOの関連研究施設に送られた。
同政府は今後も、提供を続ける姿勢を示している。
WHOは各国政府と協力し、頻繁に変異する鳥インフルエンザウイルスの監視や
ワクチン製造に当たる「世界インフルエンザ監視ネットワーク」を構築。
各国は自国内の患者などから採取したウイルス検体を提供している。
これに対し、インドネシア政府は昨年初め、
検体提供によって潤うのは、ワクチンを製造する先進国の製薬会社で、
途上国側は利益を得られないとして、検体提供を停止した。
その後、WHOの批判をかわすため、8月に例外的に2つの検体を送付したのみだった。
だが、インドネシア国内の鳥インフルエンザ患者は増え続け、
世界の死者の半数近くを占める105人が死亡。
各国がウイルス封じ込めに努める中、インドネシアでの感染状況は突出していた。
WHOは「検体提供を拒めば、インドネシアのウイルスに有効なワクチンは作れず、
同国政府は自国民を危険にさらしている」と批判していた。
(03/02 07:56)
URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)
>自国内での感染を抑えられず