08/02/28 00:10:33 tJQIl1X90
「パンデミックになったら診療しないなんて悲しい」
WHOメディカルオフィサー 進藤奈邦子氏
患者の診療を拒否することは考えられない--。日本の医療現場で、パンデミックの際に
「診療拒否も選択肢」という議論があることを知ったWHO(世界保健機関)メディカル
オフィサーの進藤奈邦子氏(写真)は、「とても悲しい気分になった」と続けた。
鳥インフルエンザをはじめとするアウトブレイクの封じ込めのために世界を駆け回り、
常に危険と背中合わせの中で医療活動を展開する進藤氏にとって、まったく予期せぬ
話題だった。ただ、診療拒否の背景に疲弊する医師の実態があるとの指摘に話が及び、
こう付け加えた。「私も勤務医をしていたので彼らの心情は分からないでもない。確かに
使命感だけではパンデミックは乗り切れない。最前線に立つ医師らのサポートは不可欠だから」。
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