08/02/21 11:30:41 tmE9CJfg0
現在まともな専門家が問題にしている事を書く。
これはもう公表されているから別に2チャンネルのみに書いてあることではない。
1、実は2つのNA阻害剤はインフルエンザAの亜型(N1~N9)に平等に効果をあるわけではない。
各亜型により効果に差がある。だから当然最初からタミフルが効きにくい亜型もある。
今回欧州でタミフル耐性インフルエンザが報告されているが
これはタミフルの乱用ではなく最初から効きにくいタイプだと考えられている。
ついでに言うとこれらのインフルエンザはリレンザが奏効しやすい。
だから馬鹿な人間はタミフルが奏効しない新種とか騒いでいるがそんなものではない。
2、しかし問題はそれで収まらない。
問題はタミフルが奏効しているアジアに主として広がっている鳥インフルエンザ
に対して例えば北京五輪に欧州の旅行者からタミフル耐性インフルエンザが
持ち込まれそこで鳥インフルエンザと接触したらどうなるかだ。
専門家の中では北京五輪の中止を望むものも多い。
今回の五輪場所を考えると最悪のタイミングだからだ。
3、2がもし事実になると各国が備蓄しているパンデミックワクチンは殆ど意味がない。
なぜなら接触して進化した新型インフルエンザ用ではなく現在備蓄しているのは今インドネシアで流行している
未だ進化していないウイルスへのワクチンだからだ。
2のが事実になる前に現在今の時点でパンデミックが起きてくれた方が未だ死者が少ない可能性が高い。
現在の準備が不十分であれワクチンが効くかもしれない。
被害はこちらのほうが少ないだろう。タミフルもまだ効くし。
4、だから功労賞は真面目にM2チャンネル阻害剤とNA阻害剤との併用療法研究すべきだと思う。
少なくてもワクチンためてタミフル備蓄しておけば絶対安心だとはいえないはずだ。
5、ちなみに昔のスペインカゼを持ち出して今回も死者が多数出ると言う馬鹿は専門家とは言わない。
スペイン風邪のときの死者はインフルエンザだけではない。
あの時抗生剤もなくインフルエンザの後の体力低下による2次感染による使者も多数いる。
従い抗生剤もあり衛生状況もいい現在に当てはめるのは馬鹿の証拠。