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鳥インフル感染懸念、渡り鳥の餌付けに「待った」
1月28日14時34分配信 読売新聞
ハクチョウなどでにぎわう渡り鳥の飛来地で、鳥インフルエンザ感染のきっかけになることを恐れ、餌付けを禁止、自粛する動きが広がっている。
養鶏業者などは「被害が出てからでは遅い」と、自治体に要望するなど危機感を強めるが、冬の使者とのふれ合いを続ける地元住民からは、戸惑いの声も上がっている。
毎年300羽前後のハクチョウが飛来する秋田県大館市の長木川。
川沿いの白鳥広場にこの冬、4、5メートル間隔で餌付け禁止を呼びかける看板が設置された。同市は比内地鶏の産地。
渡り鳥のフンに含まれるウイルスが靴などに付着し、人が運び役となって比内地鶏に感染する危険があるとの理由からだ。
市に餌付け禁止を求めた養鶏業者は「昨年の偽装問題でただでさえ評判が落ちている。インフルエンザまで出たら、もうやっていけない」と訴えるが、広場近くに住む年配の男性はさみしげだ。
「うれしそうに餌付けする子供たちの姿を見るのが楽しみだった。なにも禁止までしなくてもいいのに……」