07/11/25 04:07:18 0OutO7MG0
>>156
S30年代は知らないが、S40年代の後半なら少し分かる。
大都市は知らないが、地方では病室にベッドはなく、畳の大部屋だった。
これは、平成初期でも同様のところが残っていた。
S40年代の保護室に終始布団はなく藁が敷かれていたが、
さすがに、S50年代になると症状が安定すると毛布と布団が与えられた。
薬物療法が始まったのは昭和30年コントミンからで、
それまでは、電気ショック療法(現在も使用されており、効果も確立されている)、
ロボトミー、インシュリン(合成は1922年)ショック療法、
持続睡眠療法(昭和60年初めでも用いている病院があった)など混沌としていた。
要は隔離して置けばよかっただけにすぎない。
薬物療法も初期においては、精製度の問題と思われるてんかん発作が多発するなど、
夢の療法ではなく、ロボトミー等も行われていた。
ただし、薬物療法が始まってから、"病院が静かになった"と古参の看護師の言葉が印象深い。
まったく、別の話であるが、30年前の医師の給料を比べると現在の方が安い。
正直なところ、後輩に聞いて驚いた。