08/02/09 08:45:14 JPxhb1uN0
昨夜、後期高齢者医療制度について、現段階の進捗状況を地区医師会の
幹部から聞いたが、患者の訴えがあって、3月末に上部消化管内視鏡検査を
行い、早期胃癌が見つかっても、4月に担当医になった医師が消極的だと、
opeも出来ないことになってしまうんだな。
外総診の時は、外総診を取るか出来高を取るか選択肢があったが、後期高齢者
医療制度ではそれがない。総枠のもとで行うしかないんだな。
リハビリで機能を何とか保っていた脳梗塞後遺症の患者も、リハビリを
行えなくなって、寝たきりから肺炎でも起こそうものなら、「当初立てた
計画には肺炎は無かったから、肺炎の治療は出来ない」ということにもなりかねない。
しかもその判断は担当医に一任させられるから、患者側としては、肺炎起こして死亡
した場合は、「担当医が十分な治療をさせてくれなかった」ということで、
担当医が訴えられることになる。
つまりは、75歳以上で病気になるような患者は死んでくれ、ということだな。
そして患者が死んだら、それはすべて責任は医師にあり、患者は訴訟でも何でも
して構わない、ということだな。
日本国憲法第二十五条の「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む
権利を有する。」という文面は、下手をすると医師の責任を追及するための
究極の一文となるだろうな。