08/06/27 13:53:17 dB5a8YZt0
>>851
数年前にそういう裁判が有ったんだよ。
ニュースにも取り上げられていたから、知ってるとは思うけど。
綿菓子を食べていて転んだ子供が、割り箸を脳に突きたてて死んでしまった事例が。
割り箸は折れてしまい頭蓋に入り込んで、外からは見えなかった。
急診受診時には患者の状態も悪くなかったので、診察を行った医師は「口腔内のケガだけ」と判断をして、
そのケガの処置だけをして患者を帰した訳。
で、帰宅後に状態が急変して、そのままステってしまったんだな。
その後の検査で脳内の割り箸が見付って、遺族は「急診受診時にCTを撮っていれば死なずに済んだ」と病院側を訴え、
裁判の結果、病院側の負けが確定したんだ。
こういった過去の例もあるから、救急では慎重を期すようになっても仕方ないかなとは思う。
因みに今日の当院のCT飛び入り。
後頭部痛のおじいちゃんの頭部CT。
頭の中には病変は何も無くて、両耳が耳垢で塞がっていた。
耳用の写真を作り足して、「耳鼻科に紹介してあげて下さい」と言ってDrに写真を渡した。