08/05/14 00:26:24 3D6GTh0I0
大昔の放射線技師の黎明期には実際にそういう話しもあったんだよ。
当時の技師さんで、今も現役という人はもういないだろうけど、話しだけは
聞いた事がある。
I.Iが製品化される前の胃透視は、増感紙の蛍光を直接目で見ながら透視を
していたんだよ。
今でも照射野の調節をする時に増感紙を光らせて、目視でズレを確認する事が
あるけど、それと同じ様な事を日常業務の中で長時間、当たり前のようにやっていた訳。
当時の事だから増感紙の感度も低いし、放射線防御の知識も周知されていなかったから、
その頃の技師さんの被曝線量は今とは比べ物にならないくらい多かったんだろうと思う。
結果、手が潰瘍になって指を切り落としたり、ガンの発生頻度が高かったりした訳。
一般の人でも、年寄りの中にはそんな話しを聞いた経験がある人がいるから、
「あの仕事はガンになるし、奇形の子が産まれる」なんて噂が出て来る。
今の設備から考えればとんだお笑い話しなんだけど、大昔には実際に有った話しで、
根も葉もない迷信という訳じゃないんだ。
という訳で・・・・・
>>670
今の日本の放射線技師で、健康や遺伝的に問題が生じる恐れがある程の被曝をして
いるヤツはどこにもいないので、心配する事は何も無いよ。