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URLリンク(www.independent.co.jp)
●放射線技師にセクハラ防止マニュアル作成
一部抜粋
心ない放射線技師による女性患者へのわいせつ行為やセクシュアルハラスメント
に対する苦情が後を絶たず、細かいものを含めると年間数百件に達することが分かり、
社団法人「日本放射線技師会」(中村実会長)は20日までに、セクハラ防止マニュアル
を作成するよう各都道府県の技師会に指示しました。
表に出るセクハラまがいの行為は氷山の一角だが、同会関係者によると、撮影時に
「診察服を着せてもらえなかった」「下着やストッキングを下げられた」「治療に関係ない部分を
触られた」など、ささいなトラブルを含めると年間数百件の苦情が病院などに寄せられていると
いいます。
1995年5月には、撮影に必要だと信じて抵抗できないことを利用して、女性患者の下着を下げて
体に触るなどしたとして、準強制わいせつ容疑で宇都宮市の診療放射線技師が栃木県警に逮捕されたり、
昨年秋には都内の大学病院で、首都圏の30代の主婦が技師に「ズボンをいきなり脱がされ、下腹部を
触られた」などとして、損害賠償を求める民事訴訟を起こした例もありました。
悪質なケース以外でも、「『ここを触ります』などと言わずに急に触った」
「体をじっと見つめられた」など患者と技師との意思疎通がうまくいかない例も多いという。
警視庁犯罪被害者対策室にもセクハラまがいの苦情が数多く寄せられており、
同対策室では「不快に感じたことがあったら、積極的に相談してほしい」と話しています。