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【社会】 “想定外” 女性患者、ベッドと囲いの「6cm」のすき間に首挟まり窒息死…島根の病院
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★女性患者「6センチ」に首挟まり窒息死
・島根県出雲市内の病院で1月、入院中の女性患者(85)の首が、転落防止のために
ベッドの周囲に取り付けた囲いのわずか6センチのすき間に挟まり、窒息死する事故が
起きていたことが3日、分かった。
経済産業省によると、集計を始めた昨年5月以降だけで、在宅介護用ベッドで起きた
死亡事故は愛知や兵庫、香川などの計4件。病院のベッドでの事故は統計がないという。
JISではすき間は6センチ未満が望ましいとしており、メーカーは注意喚起を進めるが、
想定外の事故に病院、メーカーとも対策が追いつかないのが実情だ。
病院によると、女性は認知症や脳梗塞(こうそく)の後遺症で入院。1月8日朝、ベッド
上部の木製ボードとベッド右側に取り付けた金属製の柵のすき間に首が挟まった状態で
見つかり、間もなく死亡した。ベッド上で体を激しく動かす癖があり、両側の柵をはずし
転落することもあった。身長140センチ程度で小柄だったという。
病院は事故後、すき間をクッション材で埋め、巡回を増やすなどの対策をまとめた。
しかし、すき間を埋めると、閉塞(へいそく)感を与え、介助者らが患者を確認しにくく
なるとの指摘もあり、根本的な解決には至っていない。
この病院の療養病床で働く医師は「すき間を埋めると四方を完全に囲むことになり、
一歩間違えば家族から身体拘束と指摘されかねない」と話している。
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