07/10/17 05:47:43 Wgi5p7Hy0
<<患者と医師の恋愛についての考察>>
医療現場では「命を預かる」という点で、崇高で神聖な場所と位置付けられているが故に
【医師⇔患者】の関係は一般的にタブー。仮に患者に恋した医師(逆転移医師)がいたと
して、診察中に心の押さえが効かなくなってセクハラ行為となってしまうのは、昨今
マスコミの格好の餌食となっているところである。
(…双方合意で周囲にバレなければ逮捕される事も無かろうが、診療室ではNGである…)
また、これは患者本人には直接言えない事だが【病気=劣性DNAを持つ】という事実。
子孫繁栄の為に敢えて劣勢遺伝子を選ぶか否かは本能が知っているところである。
他に「見目が良い」「知能が高い」「性格がすこぶる良い」等、マイナスを打ち消す
優位な遺伝情報を備えていれば、恋愛関係に陥る可能性が全く無いとも言えない。
リスクを犯してまで病気のある(または治癒した)患者と付き合うのは、遊びであるか、
本気であるとすれば、相当に懐と心の広い医師とも言える。
最近あまり見かけないが、不治の病の患者と医師の純愛ドラマが涙を誘う訳、
ストーリー的に患者は「治る病」より「治らない病」のほうが視聴率が高い。
命をかけた恋愛「叶わぬもの」はより涙を誘ってドラマティックだからである。
今度は患者サイドから見てみよう。「優しい」「救ってくれた」等、弱っている時に
大切にされれば、(医師からしてみれば仕事の延長・営業であっても)患者が医師に
惚れ込んでしまうのは当然といえば当然なのである。
言ってみればヒーローへの思慕・恋慕に似ている。患者にしてみれば「命を預けている」
という点で、スーパーマンに抱かれて空を飛んでいるようなもの。
ワクワクどきどきの連続、恋してしまうのも無理はない。このヒーロー像を重ねている
という点では、患者から医師への想いというのは、医師というステータスや所得金額に
しがみつく輩が持つ気持ちより遥かに純粋なのだと思う。夢見がちとも言えるが。
診療室を出て、白衣と言うヒーローコスチュームを脱ぎ
スーパーヒーローが「一個の人間」となった時に恋心が愛に変わるなら、
これは本物なのかもしれない…。
こんな感じでいかが?