08/05/14 23:50:44 YK9UtGw10
医師不足対策に道路財源を活用・厚労相が要求
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舛添要一厚生労働相は14日、私的懇談会の「安心と希望の医療確保ビジョン会議」を開催し、医師の増員などを柱とする
同ビジョンの骨子を公表した。厚労相は「道路特定財源の一般財源化はチャンス」と述べ、対策の実行に必要な財源を
道路予算に求めていく方針を明言した。厚労相には医師不足対策を突破口にして、社会保障費を毎年2200億円抑制する
政府目標を修正する狙いがある。
舛添厚労相は「高度な政治判断が必要なため福田康夫首相とも話して決定する」と述べ、政府全体の政策として
5月末にもビジョンを打ち出す考えを示した。医大の定員などを所管する渡海紀三朗文部科学相とも調整するという。
さらに「ねじれ国会のため、野党も含めたコンセンサスを得たい」と踏み込んだ。
骨子には医師の養成数に数値目標を設定することや、女性医師の離職防止・復職支援などの政策を打ち出す方針を明記した。
医師数を単に増やすだけでなく、地域や診療科ごとの偏在を解消するほか、幅広い疾患を全体的に診る「総合医」も育成するとした。