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舛添厚労相が産科医と意見交換
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医師不足が深刻化している産科医の現状を把握しようと、舛添要一厚生労働相は24日、
東京都新宿区の慶応大病院を視察、産科医と意見交換した。
舛添氏は視察後、記者団に「裁判に訴えられるから、産科は嫌だという若い医師が増えている。
訴訟リスクをゼロにする方策を考えないといけない」と強調。早産など ハイリスク分娩について、
2008年度の診療報酬改定以降も手当ての増額などを引き続き検討していく考えを示した。
産科や小児科で女性の医師が増加していることを踏まえ「午前中だけ働いて、午後は子育てをするような
仕事の在り方が重要だ」とも指摘。
過疎地で産科医不足から産科を閉鎖する病院が増えていることに関しては「緊急に過疎地へ派遣できる
医者はいないかとお願いしたが、冗談じゃないと(断られた)。ここでも足りないということだった」と述べた。