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舛添厚労大臣と意見交換
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舛添要一厚生労働大臣は19日、飯田市追手町の飯田合同庁舎で開かれた国民対話で医師確保について意見交換した。
同大臣は「目先の問題も長期的なことも車の両輪でやる。問題は山ほどあるが、世界一長生きできる国を守っていきたい」と語った。
はじめに、長野県を訪れた理由を「予防医療が優れていて高齢者医療のコストが非常に低い。モデルケースになる」と説明。
東京大学の講師時代には同市千代で下宿をしたこともあるといい、「飯田の千代は第二のふるさと」と紹介した。
国民対話では、厚労省の取り組みについて述べた後、参加者の意見質問に答えた。
参加者は「無過失保障制度を国として考えてほしい」、「公立病院への(産婦人科に対する)補助金をなくさないで」と要望。
舛添大臣は「無過失保障制度は病院や医者に掛け金を払ってもらいどんどん拡大したい」と答えた。
下伊那赤十字病院の産科存続運動をしてきた女性は、「4月から日赤病院での出産が絶たれてしまう。
今も経験豊かな助産師さんが老人介護をしている。この力を生かせないか」と発言。舛添大臣は
「対策のスピードを上げないといけない。総理は小児科不足にも問題意識を持っている。内閣全体で緊急に取り上げたい」とした。
このほか「医師を2000~3000人規模で増やすことはできないのか」、「地域医療を支えているのは市立病院だけではない。
民間は診療報酬だけでやっている」という指摘も。舛添大臣は「長期的にどうするか。緊急に医師倍増計画をやったとしたら、
負担は国民が背負うことになる。数だけでなく、なぜ医師が忙しいのか、医師が医療行為に専念できる環境を考えながら、
長期的な医療ビジョンをつくっていきたい」と回答した。