08/01/22 12:56:07 ogv6Fmew0
舛添厚労相:飯田市を訪問 産科医不足で新たな対策検討 /長野
URLリンク(mainichi.jp)
閣僚による国民対話集会「大臣と語る希望と安心の国づくり」が19日、飯田市で開かれ、
舛添要一厚生労働相が地域住民らと地域医療の充実をテーマに意見を交わした。この中で舛添厚労相は
「医師確保対策には力を入れているが、極めて深刻な産科について国として検討したい」と述べ、
産科医不足について新たな対策を講じる方針を明らかにした。
集会には、飯田市などから一般市民、医師、行政担当者ら121人が出席し、医師不足など地域が抱える
医療問題についてそれぞれの立場から発言があった。舛添厚労相は冒頭、「全国都道府県でも老人医療費が低い
長野県の医療をモデルとして、安心と希望の持てる医療制度の確立を図りたい」と述べた。
地域でのお産を支援するグループの女性は、産科医師不足のため故郷で子供を産む里帰り出産が
困難になっている現状を訴えた。一方、同市立病院の医師からは「産科についてはわずか数カ月先のめどがつかない」
といった医療現場が抱える現状が説明された。
これらの意見に対して舛添厚労相は「国の予算も限られできることも限られる。しかし、
産科医の問題は地域社会の崩壊につながる。緊急性を持ってやりたい」と述べた。【仲村隆】