07/09/20 22:10:38 t+ltY4w+0
首相“53歳、寂しきバースデー”
URLリンク(www.sponichi.co.jp)
安倍晋三首相は21日が53歳の誕生日だが、退陣表明後の13日に「機能性胃腸障害」と診断され都内の病院に入ったまま。
担当医師は「病状の回復は見られない」としており、退院のめども立っていない。自民党総裁選での圧勝翌日だった1年前とは打って変わり、
失意の病床で迎える“寂しきバースデー”になった。
「心配掛けてごめん」。首相は13日、公邸で首相秘書官につぶやいた後、病院へ向かう車に乗り込んだ。前日の退陣会見の際よりも
やつれた印象で、あごの線もくっきり見えたという。
医師は官邸スタッフに「(病室で)人と会うときはしゃんとするが、実際は疲れている。“ぱっと見”だけで判断しないでほしい」と要請。
大半をベッドで過ごし、食欲も戻らず点滴の日々だ。総裁選を伝える新聞やテレビもほとんど見ていない。
首相周辺は「辞めてガクッときているようだ」。
病室の出入りは昭恵夫人や、当番の首相秘書官、与謝野馨官房長官ら一部に限られる。「頭は回転しているが、体がついていかない」ともされ、
当番秘書官らは実務を短時間で済ませた後、雑談を交わすこともない。
23日の自民党両院議員総会での総裁選投開票や、25日の内閣総辞職のための臨時閣議が退院に向けた節目になる。ただ政府関係者は
「首相として国民に最後の務めを果たす姿を示す必要があると思うが、医師に止められたら従わざるを得ない」としている。