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医療連携へ運用協定締結
石巻赤十字病院と石巻ロイヤル病院 術後患者の受け入れや診察など/宮城
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石巻医療圏の中核的急性期病院を目指す石巻赤十字病院は30日、経営難から3月末で閉院した公立深谷病院の後継病院として
9月1日に開院する「石巻ロイヤル病院」と病院連携に関する運用協定を締結した。
ロイヤル病院は外科医不在のため、石巻赤十字の外科医が同病院で毎週木曜日午前の外来診療を担当する。
協定はこのほか、石巻赤十字で術後に症状が安定した患者を同病院が受け入れることと、同病院が石巻赤十字に患者を紹介するという内容。
運用協定の調印式が石巻赤十字会議室であり、石巻赤十字の飯沼院長とロイヤル病院を開設する埼玉県所沢市の医療法人「啓仁会」の
角岡東光理事長が協定書に調印した。河村院長が同席した。
飯沼院長は「急性期医療を担う当院の受け皿ができ、医師の協力体制も整った。今後、地域住民の期待に応えられる
良質な医療の提供にさらに努めていく」とあいさつした。
啓仁会の角岡理事長は「高度な医療を必要とする急性期の患者は石巻赤十字にお願いする。ロイヤル病院の使命や役割を踏まえ、
地域医療の充実に貢献していきたい」と抱負を述べた。
啓仁会は、深谷病院の経営を4月1日に引き継いだ。ロイヤル病院は内科、外科、リウマチ科、リハビリ科の4科、42床で診療を開始する。
石巻赤十字は、石巻医療圏での効率的な医療提供を狙いに、既に昨年9月に当時の深谷病院と女川町立病院、
今年3月に石巻市立病院と病院連携に関する運用協定を締結している。