07/08/31 14:38:10 tQa2GI5e0
まいまいくらぶ
>URLリンク(my-mai.mainichi.co.jp)
2007年08月31日(金曜日)
富山の冤罪・再審で取調官尋問を却下=茶谷亮(富山支局)
◇地裁に誤審反省、全く無し―柳原さんの勇気、見習え
富山県警に強姦(ごうかん)などの容疑で逮捕され、服役後に冤罪(えんざい)と分かった柳原浩さん(40)の無罪を確定させる再審で、富山地裁高岡支部は、弁護団が求めた県警取調官の証人尋問を却下した。
無実の柳原さんを監獄に送った裁判所は、再発防止に欠かせない検証の機会を自ら放棄したまま結審した。
尋問を強く求めていた柳原さんは却下の判断に「司法に絶望した」と声を震わせた。真相究明に及び腰なのは、検証が当時の裁判官や検察当局の責任をもあぶり出すからではないか。
取材を通じて見えてきたのは、自らの過ちから目を背ける司法、とりわけ裁判所の姿だった。
私は藤田裁判長と杉森研二・富山地裁所長に取材を申し込んだが拒否されたため、冤罪に対する認識や責任を問う質問状を送った。返ってきたのは「具体的な事件についてコメントすることはない。
一般論として、裁判所は証拠をよく検討するという職責を全うすることが大切だ」という地裁名の回答だけだった。
冤罪発覚後、警察や検察は記者会見を開き、柳原さんに直接謝罪した。だが裁判官は誤った判決を下しても説明や謝罪はせず、責任を問われることもない。
~医療裁判における冤罪についても追求して欲しい