07/08/31 11:55:55 CBiUNM9a0
>>943続き
□天理よろづ病院 受け入れられた
救急隊が使った検索システムに登録している天理よろづ相談所病院(天理市)の担当者は「電話があれば妊婦の受け入れは可能だった」
とする。当時、産科の病床21のうち3床が空いており、1人いた当直医も手が空いていたという。
同病院では毎日、午前9時、午後3時、同4時半過ぎにシステムの情報を更新しているが、ベッドがほぼ満床のまま、産科の当直医が
1人しかいない夜間は「受け入れ不可」の表示にしているという。
◎データ充実を目指す/県
県庁は30日も、県民からの問い合わせや取材対応に追われた。県広報広聴課によると、事故のあった29日から30日午後5時までに寄せられた
県民からの意見は計88件で、内容は「昨年の事故の教訓が生かされていない」など県内の周産期医療や救急医療に対する不満が多かったという。
30日夜の会見で荒井正吾知事は、昨年8月の大淀病院の事案と似たケースが再発したことについて、「再び県民のみなさんに不安を与える
結果になったことを申し訳なく思っています」と謝罪。「昨年8月以降、システム面の改善ができていなかったことも反省している」と述べた。
知事を座長に9月上旬に立ち上げることを決めた「原因究明・再発防止対策検討委員会(仮称)」のメンバーは約15人で、
周産期医療機関、消防救急のほか、大阪府や厚生労働省の担当者も加える。11月中には提言を出したい意向だ。9月3日には
知事が舛添厚生労働相に面会して助言を要請するという。
当面考えられる改善策として、救急と医療機関のコミュニケーションを図るためのマニュアルを作る
▽救急医療情報システムの情報量を充実させデータの即時性を図る、などを示した。