07/08/31 10:14:21 CBiUNM9a0
>>918続き
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医師不足の背景について、藤本部長は、「04年4月に新たな臨床研修制度が導入され、大学病院が
刑務所に医師を派遣しなくなった上に、刑務所のイメージの悪さや給料の低さが拍車をかけている」と話す。
秋田刑務所によると、医師免許を取得して20年の医師(4人家族)の年収は、県内の地方病院に勤務した場合
2100万円以上になるが、同刑務所の常勤医師になると、国家公務員で兼業が認められないため約1100万円に減るという。
同刑務所では、常勤医がいなくなった7月以降、藤本部長や所長らは市内の病院や県医師会を10回余り訪れ、医師派遣を依頼。
県のホームページなどでも募集しているが、面接した医師から「給料が半分以下になるのは……」と言われたこともあったという。
藤本部長は、「市内の病院ですら医師募集をかけている。全く相手にしてもらえない」と話す。医師確保のメドは立っていない。