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患者ら『処分重すぎる』『代わりの病院ない』
健康保険が使えなくなる-。藤枝市立総合病院の保険医療機関指定の取り消しが28日、決まった。「近くに代わりになる病院はない」
「地域のよりどころをなくさないで」。患者らから、一刻も早い再指定を求める声が相次いだ。一方、市と病院は緊急会見で
「他の病院を受診してほしい」と呼び掛けたが、近隣の病院側は困惑している。医師不足が社会問題化する中、地域医療の中核に対する
“レッドカード”に、大きな波紋が広がった。
「処分が重すぎる。市民のよりどころを奪わないでくれ」
市自治会連合会長の小柳津茂助さん(68)=藤枝市潮=はこの日の決定を聞き、危機感をあらわにした。寛大な処分を求めて
6万7000人分の署名を集めてきた小柳津さん。「患者が苦しまないよう、7割の保険分は病院側が負担すべきだ」と訴えた。
この日、外来で病院に訪れていた市内の主婦(60)は「転院が難しい人には何らかの配慮があると聞いたが、どうなるか心配」と不安げ。
数年前に舌がんを患って以来、月に一度は診療に来る。「近くに代わりになるような病院はない。早く再建し、再指定を受けてほしい」と要望する。
妻が入院しているという藤枝市藤岡の自営業の男性(57)は「今は近くだからいいが、転院となったら、見舞いに来るのも大変だ」とつぶやいた。