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10月から藤枝市立病院の保険指定取り消し
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静岡県藤枝市の藤枝市立総合病院(病床数654)が、一部の歯科治療で診療報酬を不正に請求していた問題で、
静岡社会保険事務局は28日、同病院の保険医療機関の指定を10月1日から取り消すと発表した。
取り消し期間は5年間だが、住民への影響が大きいため、厚生労働省などは改善計画を提出させ、
1か月で再指定を認めることも検討する。病院側は、取り消し期間中の診療を救急患者や計画的治療が必要な患者に限る方針を示した。
厚労相の諮問機関である静岡地方社会保険医療協議会が28日、指定取り消しが妥当と答申、同局が処分を決めた。
併せて同病院歯科口腔外科の歯科医2人の保険医登録を29日から取り消す。
同病院は、金丸仁病院長ら12人を減給10%(6~1か月)の懲戒処分とし、早期の再指定を申請することを明らかにした。
取り消し期間中は全額が患者負担となるため、病院側は新規治療を原則として断る。急患や計画的治療が必要な患者は、
保険診療と同様に原則3割の自己負担とし、差額分は病院側で負担する。
1日平均1400人の外来患者、500人の入院患者はともに半減するとみられ、差額負担を合わせて1か月数億円の損失となる見通し。
松野輝洋市長は「処分を厳粛に受け止め、一日も早く正常な形に戻せるように最大限の努力をしていきたい」と述べた。