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常勤内科医の補充困難/公立おがた総合病院 /大分
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豊後大野市緒方町の「公立おがた総合病院」の常勤内科医2人がいずれも今月末に退職する問題で、
同市の芦刈幸雄市長は27日、定例会見の中で「内科医の補充に努めたが、めどは立っていない」と話し、
9月以降は常勤内科医がゼロとなることが確実な情勢となった。同病院は大分市内の病院から
非常勤の医師を派遣してもらう一方、常勤の外科医が交代で内科を担当する臨時のシフトを組んで、
内科の診療や救急患者の受け入れを続けるという。
同病院には現在、大分大から派遣された2人の常勤内科医がいるが、2人とも今月末で退職することが決まっている。
市や病院は代わりの医師確保に向け、同大や熊本大、九州大などに医師の派遣を打診してきたが、難しい情勢だという。
9月以降、同病院の常勤医は外科や整形外科、小児科など7科12人となり、内科医は1人もいなくなる。しかし同病院は
「公立病院として地域医療の責任は放棄できない」として、大分大医学部と杉村記念病院(大分市)から
非常勤の内科医を派遣してもらうほか、同病院の野田健治院長ら常勤外科医3人も内科の診療にあたり、内科の外来診療を続けるという。
また救急医療も、大分市内の病院に協力してもらい、救急患者の心電図を協力病院の内科医にファクスで送り、
助言を受けながら治療を行うなどの工夫をしながら続けるという。
同病院は「宿直勤務が増えるなど常勤医の負担はさらに大きくなるので、この非常事態をなるべく早く解消できるよう
医師の確保に全力を挙げたい」と話している。