07/08/27 21:43:28 fLaCEOAM0
湿っぽい燃料ですが…
日本経済新聞2007年(平成19年)8月27日(月)夕刊 夕&Eye
社会保障ミステリー
ドイツの医師不足 外国人の存在感強まる
URLリンク(www.katsakuri.sakura.ne.jp)
日本では、地方の病院や責任が重く労働条件が厳しい診療科を中心に
医師が不足気味だという。ドイツも似た状況にある。ところがあまり
深刻には受け止められていない。どうしてだろうか。
ドイツでは医療費削減への圧力が高まる中、条件が悪い部門や地方か
ら医師が流出している。その結果様々な不均衡が生じている。
最大の問題は地域的不均衡だ。旧東独地域をはじめとした過疎地帯で
は、勤務医、開業医ともに不足している。若い医師が田舎で開業しな
いため、引退できずにいる高齢の医師も少なくない。
一方都市部では、報酬が高めの専門医を中心に医師は過剰気味。また
数こそ少ないが、公的医療保険を扱わない民間病院の医師も増えている。
《中略》
ある大学病院の課長級の医師に聞いたところ、彼女の月収は自動車工
場の熟練工とほぼ同じ。大卒としては決して良くはない。一方勤務医
の労働条件は過酷といえるもの。当直明けに寝不足で手術をする若い
外科医たちが良くテレビで取りざたされる。「家庭と職業を両立でき
ない」と新天地を探す医師も多い。