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医師の時短に補助金
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交代制や柔軟勤務 国が病院支援
過酷な労働環境に置かれた勤務医の負担を減らすため、厚生労働省は、交代制や変則勤務の
導入など医師の勤務時間を短くする工夫をした病院を支援する制度を設ける方針を決めた。
補助金交付のほか、将来的には診療報酬で優遇することも視野に入れている。特に、夜間救急
の多い小児科や産科では、医師の長時間労働が常態化し、過労死や医療ミスにもつながっている
との指摘もある。同省では、新制度により、医師の病院離れや医療事故を予防する効果も狙っている。
来年度、各都道府県2か所程度の病院を選んでモデル事業をスタートさせる。各病院では、
昼と夜の交代制勤務のほか、子育て中で都合のいい時間帯だけ働ける医師や夜間だけ働ける
医師など非常勤医師も組み合わせる変則勤務の導入などにより、勤務時間短縮に知恵を絞って
もらう。これに必要な経費は、国、都道府県、病院で3分の1ずつ負担する予定で、同省は国負
担分として来年度の概算要求に約4億2000万円を盛り込む方針だ。
同省は、モデル事業の結果を分析し、具体的な制度のあり方を検討。制度の運用が本格化した
後は、工夫をしている病院に診療報酬を手厚くするよう改定することも検討する。