07/08/26 17:05:00 mT+5p1jt0
>>234の別ソース
勤務医の実態報告/青森
厳しい労働環境訴え
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第35回県自治体医学会が25日、青森市で開かれ、県内自治体病院の関係者ら約100人が
勤務医の厳しい労働環境などに関する発表やシンポジウムを通じて情報交換した。
主催は県自治体病院開設者協議会、県国民健康保険団体連合会など。
開会に先立ち、主催者を代表して県自治体医学会運営委員会の三浦一章委員長が「自治体病院は
マンパワー不足で崩壊寸前の状況。しかし県医療の中核を担っているのはわれわれであり、
医療の質の向上に努めなければならない」と述べた。
研究発表のうち、勤務医問題に関する研究では、むつ総合病院の小川克弘院長が昨年8月に行った
県医師会員の開業動機を問うアンケートの結果を報告した。
発表によると、回答数269人のうち、「当初は開業の意図はなかった」はほぼ半数の134人。
開業の理由は「勤務医生活に限界を感じた」が57人で最も多く、具体的記述では「当直がつらい」
「体力の限界」が目立った。小川院長は「医師確保には労働環境や待遇の改善、医師会との連携などが身近な課題。
工夫をすれば、取り組むことができるのでは」と提言した。
また青森市民病院の橋爪正医師は外科医を対象にしたアンケート結果を発表。厳しい勤務状況と当直の実態を報告し、
「医療者が現状認識と危機感を持つこと、医療現場の現実を社会へ正確に伝えることも必要だ」などと意見を述べた。
このほかさまざまな事例や治療法についての研究発表、「患者中心の地域連携を考える」と題したシンポジウムが行われた。