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厚労省概算要求:医師不足対策に73%増の160億円
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厚生労働省は、一般会計総額で前年度比2.7%(5542億円)増の22兆1604億円となる08年度予算の概算要求をまとめた。
勤務医の長時間労働是正策を導入した病院に補助金を支給するモデル事業(13億円)、
へき地への医師派遣に協力的な病院への補助を手厚くする事業(21億円)など、前年度比73%増の160億円を要求する医師不足対策が柱の一つ。
勤務医の負担軽減モデル事業は、各都道府県に2カ所ずつ程度の病院を選び、交代制勤務や夜間だけ働くことを認めるなど、
医師の変則勤務を導入した病院に補助金を支給する。別途、病院内への保育園整備など女性医師の現場復帰策にも23億円を求める。
このほか、がん対策費に前年度比3割増の282億円、新型インフルエンザ対策も同3割増の244億円を要求。また、
中国残留孤児への支援策として、基礎年金を満額支給する費用など355億円も盛り込んだ。
労働関係では、ネットカフェに寝泊まりする若者への就職支援に1億7000万円を求めるほか、60歳代の雇用促進策として
中小企業対象の「定年引き上げ奨励金制度」を拡充し、希望者全員を70歳以上まで継続雇用する企業には40万~80万円を支給する。
一方、2200億円の圧縮を求められている社会保障費の抑制策として、中小企業のサラリーマンが加入する政府管掌健康保険への
国庫負担を減らし、大企業の健保組合の保険料で充当する新制度の導入や公定薬価の引き下げで対応するとしている。【吉田啓志】