産科医絶滅史40巻~天使も逃げた~at HOSP
産科医絶滅史40巻~天使も逃げた~ - 暇つぶし2ch302:卵の名無しさん
07/08/21 21:01:47 ZlFB205J0
 さて飛騨地域の産科医療には、他ではあまり見られない特別な事情と言うのが幾つかある。
 もちろんその一つは単純な産科医不足である。僕は一人で毎年300件以上の分娩を取り扱うが、
これはもう何年も東海地区の勤務医の中で一番多い数字だ。また僕以外の他の飛騨地区内産科医も、
全国平均よりかなり多い数字の分娩を取り扱っている。

 しかし飛騨の産科医療の問題は産科医の人数だけではない。
 もしかしたらそれ以上にもっと深刻な問題がある。それは広い地域に大学病院のような拠点となる
病院が全く無いという事だ。

 例えば名古屋市には大学病院が3つあり、立派な県ガンセンターもある。国立名古屋病院や中京病院を
始めNICUのある大型総合病院も数多くある。
 今年名古屋では腋済会病院から産科がいなくなったのだが、他に行く病院はたくさんあるからそれほど
深刻に困る患者さんの数は多くない(多分)に違いない。
 また岐阜市には大学病院が一つと、他に周産期センターもあり、県立岐阜病院のような大型総合病院もある。




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