08/02/20 09:30:04 3qF1TxVm0
>>571続き
都救急災害医療課によると、都内の2次救急医療機関は03年4月に377か所あったが、07年4月には342か所に減少した。
2次救急医療機関になるには、少なくとも医師1人を確保しなければならない。「医師の確保が難しくなって
救急医療をやめてしまうケースもある」(救急災害医療課)という。
2次救急医療機関が減少すると、本来、2次救急で対応できる患者が3次救急医療機関にやって来る。そうすると、
3次救急医療機関に負担が重くのしかかり、重篤患者を受け入れられなくなる可能性も出てくる。
島部長は「地域の病院で役割分担をしっかり構築しなければ、救急医療は機能しなくなる」と危機感を口にする。
杏林大医学部の島崎修次教授(救急医学)は「病院にとって、2次救急医療機関になるメリットがあまりないのが実情。
経済的に支援しないと、同様の問題はますます増えるだろう」と警鐘を鳴らす