07/05/29 11:10:05 ROa+WiR70
男性医師が68歳で自殺したのは過労が原因として、妻が病院側に
約1億9000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、地裁は28日、約7600万円の支払いを命じた。
判決理由で裁判長は、自殺直前の4カ月間も当直を含む勤務が続き、時間外勤務は毎月
100時間以上だったと指摘し「男性の様子から休職など十分な休養を取らせる注意義務があったのに、
怠った」と病院側の責任を認めた。
判決は、既往症の影響や、同僚に勧められたのに精神科を受診していなかったことを理由に、3割の
過失は男性側にもあると認定した。
弁護士は「医師の過労自殺をめぐって労災認定された例はあるが、損害賠償を認めたのは
初めてではないか」としている。