07/05/28 16:51:48 HonpqO8F0
【日医総研調査】治療費の窓口負担‐患者の半数が「妥当」、国民の6割は「高い」
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日本医師会総合政策研究機構(日医総研)は、治療費の窓口負担についての意識調査結果報告(速報)を公表した。
調査では、窓口負担の水準について、患者の半数以上が「ほぼ妥当な金額」としている一方、
国民の約6割は「高くなりすぎだ」と感じていることが分かった。また、国民、患者の3分の2以上が
治療費の未払い問題を認知をしていると共に、半数以上が払えない人に対する配慮を求めているという結果も明らかになった。
調査は、医療機関における患者の治療費未払いが問題となりつつある中で、国民と患者の認識を把握して
解決の方向性を検討する基礎資料とすることが目的。対象は国民4000人と患者3250人で、それぞれ2622人(回収率65.6%)、
2891人(89.0%)の回答を得た。
調査結果を見ると、窓口負担の水準に関して「高くなりすぎだ」と回答したのは、国民で62.8%、患者では44.7%だった。
これに対し、「ほぼ妥当な金額」としたのは、患者では半数を超えて54.7%、国民では36.7%だった。患者の年齢別に見ると、
70歳以上の約7割が「ほぼ妥当な水準」と回答している一方で、30~40歳代では半数以上が「高くなりすぎだ」と回答していた。
未払い問題については、国民の65.5%、患者の67.4%が知っており、共に3分の2が認知していいることになる。
特に40~60歳代では7割以上が認知していた。