07/04/15 11:08:59 Jq/9HNR/0
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新しいJBM:急性心筋梗塞は70分以内に専門施設に送る事。
(どんなに診断が難しいAMIでも、検査に時間がかかっても、vitalの安定化に難渋してても)
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転送手続き遅れで男性死亡 市に3900万賠償命令,07/04/11(共同通信社)
急性心筋梗塞(こうそく)のため市立加古川市民病院(兵庫県)で診察を受けた後に死亡した男性=当時(64)=の遺族が
「専門病院への転送手続きの遅れが死を招いた」などとして加古川市に対し計約3900万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、
神戸地裁は10日、市に請求全額の支払いを命じた。
橋詰均(はしづめ・ひとし)裁判長は判決理由で「約70分も転送受け入れを要請するのが遅れた。
注意義務が果たされていれば、90%程度の確率で生存していたと推認できる」と指摘した。
判決によると、男性は2003年3月30日正午ごろ、自宅で急性心筋梗塞を発症し、同市民病院で
アルバイトの男性日直医(34)が間もなく診察した。
しかし同市民病院には、治療に最適とされるカテーテルを使った冠動脈の再建手術ができる設備がなく、
転送する必要があったのに、日直医が近隣の専門病院に転送を要請したのは午後1時50分だった。
男性は心室細動を発症し同3時半ごろ、死亡した。
加古川市は「当方の主張が受け入れられず、非常に厳しい判決だ」とコメントしている