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整形外科が休診へ 県立高田病院 /岩手
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陸前高田市の県立高田病院の整形外科が、4月から休診することが5日分かった｡唯一の常勤医が
3月末で退職する内科も12月以降の医師確保のめどが立っておらず､地域挙げた医師確保対策が求められそうだ｡
同日市内で開催された同病院の全域懇談会で示された｡整形外科は週に1度東北大から医師の派遣を受けているが､
本年度末で打ち切られ､休診を余儀なくされる｡同病院の診療科は内科、外科など6科となる｡
年間約2800人の利用がある整形外科の患者は､市内1カ月所の開業医や、大船渡市の県立大船渡病院などへ
移らざるを得ない｡
内科は､現在唯一の常勤医が3月末で定年退職するが､後任のめどが立っていない｡12月までは
盛岡市の県立中央病院から１カ月交代で医師の派遣を受け、診療態勢を維持するが、その後の見通しは全くの白紙だ。
県医療局から新たな医師が派遣される可能性はほとんどなく、石木院長は「情報があればどこにでも出掛け、
招致に全力を尽くす」と、市民に医師に関する情報提供を呼び掛けている。
中里市長も「12月以降の医師確保に、病院と連携して全力で取り組みたい」と述べた。
１２月までは