07/03/02 16:27:47 s/Dhjd1y0
諸君、私は医学を愛している。
その愛する医学は、浅薄にもほどがある政治判断によって、
医療崩壊という事態を免れざるを得ない状況と成り果てた。
少子化の加速、思想の変遷、社会情勢の変化等、
医師を取り巻く環境が悪化した事も加味されてしかるべきだが、
医療期待権という、我々の未来を阻む、保守的な司法の自堕落な思想が産んだ
自己崩壊である事を、産科の撤退があらわしているではないか。
報道も、我々にその責任の一端を課そうとしている。
己の恣意的な思想と所業を棚に上げ、医療崩壊は医師の責任という美辞麗句に徒し、
国民を欺く事で医療崩壊に加担しようと企んでいる。
我々の望むものは何だ?
謝罪ではない。
妥協ではない。
地域医療。
そう、地域医療だ。
かつての偉い医師はこう言いました。
書を捨て、病棟に出よう。
またある医師は言いました。
ほらほら、これが僕の骨だ。
そしてある医師は激しい当直の後こう言いました。
僕には、まだ帰れる場所があるんだ。と。
我々の望むものは、美味しい病院食でも、外資の牛耳る高所得者向け医療でもない。
地域医療なのだ。
最高にｷﾗｷﾗﾜｸﾜｸする地域医療を渇望しているのだ。
医療を、21世紀最高の地域医療、高度医療を、
一秒前では想像も出来ない、創造性とｲﾉﾍﾞｰｼｮﾝに富んだ臨床医学を。
病院・医者板全員の、全臨床医共闘集団連合となり、
あらゆる妨害、謀略に対峙しようではないか。
我々医師は司法による医療支配という、体制側の一方的かつ横暴な要求に対し、
断固として、確固として、徹底的に対抗する事をここに宣言する。