07/02/22 16:07:30 LaklRtvt0
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深谷病院移譲 2法人との交渉断念 条件緩和し再公募へ
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経営難のため4月に民営化する公立深谷病院（宮城県石巻市）の経営移譲先について、石巻、東松島両市で構成する病院企業団は21日、
応募があった２つの医療法人との交渉を断念した、と発表した。3月末の企業団解散までに再公募する方針で、公募条件の緩和など
早急に対応策を決めるとしている。
現在の入院・外来患者について、企業団は、後継法人が決まるまでさらに時間がかかることから、3月中旬までに全員を近隣の病院などに移す
考えを示した。岡山企業長は「医療方針の見通しが立たないため、いったん病棟を空にした方が患者さんに迷惑をかけないと判断した」と話した。
企業団によると、交渉の第一優先順位だった法人は、企業団が選定結果を通知した直後の13日、「内部の事情により辞退したい」と申し出た。
企業団は交渉継続を求めたが、15日に正式に辞退した。
第二順位の法人とは16日に協議した。交渉の中で、法人が先に提出した提案書の内容を確認した結果、「4月1日時点での開業は難しい」（岡山企業長）
ことが判明。両市と協議し、企業団側から断ったという。
二法人との詳しい交渉内容については「相手方の医療活動に影響を与える」として明らかにしなかった。
深谷病院で記者会見した岡山企業長は「時間がない中、1回の公募で後継法人が決まれば患者さんにとっても一番良かったが、
こういう結果になり非常に残念だ」と話した。
石巻市の土井喜美夫市長は「非常に残念だ。住民や患者の不安を取り除くためにも、1日も早く後継法人が決定できるよう企業団と連携して
努力していく」とコメント。東松島市の阿部秀保市長は「地域医療、雇用、経済のどの面からも大切な病院だ。空白期間がないようにしなければならない。
次の公募に期待したい」と述べた。