僻地医療の自爆燃料を語る51at HOSP
僻地医療の自爆燃料を語る51 - 暇つぶし2ch629:卵の名無しさん
07/02/21 09:04:41 mO1hWRD40
II.医療の持続可能性と満足度を高めるために
医療に対する国民、保険者、医療提供者等の満足度を高めると同時に、セーフティネットとしての公的医療保険制度を、
支える側からみて身の丈にあった持続可能な形で次代に引き継いでいくため、取り組むべき課題は多岐にわたる。

(1) 略
(2) (中略)また、個人の自助努力を促す一環として、規制改革などを通じて、公的保険外で健康や予防分野などにおける
民間活力を積極的に活用していくことも、制度の持続性の確保には欠かせない。

(3) コストパフォーマンスの高い医療の実現
公的医療保険は、そうした健康管理の取組みを行ってもなお、病気にかかってしまった場合の備えとして、将来にわたって十全に
機能させなくてはならない。万が一の時には最適な診療によって、早期に日常生活に復帰できることが、患者本人にとって最も望ましい。
したがって、限りある資源を有効に活用し、医療のパフォーマンスを高めることが、医療制度の持続性と満足度向上を両立させるための次なる課題となる。
政府は来年度からの5年間を計画期間とする「高コスト構造是正プログラム」を策定するとしており、この間に目に見える形で成果を挙げることが
期待される。重要なことは、医療の内容を透明化し、ICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)を駆使して
情報を収集・分析した上で、今後の医療に関する国民の意思決定に活用できるようにすることである。また、公的保険運営の効率化のためには、
市場化テストの活用など民間の最新の技術とノウハウを最大限利用すべきである。さらに、国民の選択肢を拡大するため、
公的保険外のサービスをより使いやすいようにする必要がある。

(4) 公平で納得性の高い負担の分かち合い
また、制度に対する信頼を高めるには、公平で納得性の高い負担の仕組みとしなければならない。2008年度からの新たな高齢者医療制度においては、
従来同様、高齢者の医療給付費に対し、現役世代が納得しがたい負担の仕組みとなっている。保険制度を支える現役世代の理解を得るため、
高齢者医療に関する給付を効率化した上で、高齢者にも所得や資産に応じた応分の貢献を求めるとともに、現役世代からの所得移転については、
より幅広く国民全体が負担を分かち合う公費によることが望ましい。




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