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遠隔診断システム試験 来月稼働見通し /鳥取
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高速・大容量で通信できる光ファイバー網でコンピューター断層撮影(CT)画像などの患者情報を送受信し、
遠隔地の医療を支援するシステムの運用試験が19日、米子市の鳥取大医学部付属病院と日南町国民健康保険日南病院であった。
来月中旬に稼働する見通し。
鳥大病院は遠隔地の病院などにCT画像などを細かく分析できる放射線科の専門医を派遣している。しかし、
日南病院は対象外のため、患者は画像のプリントを持って約30キロ離れた鳥大病院に行かなければならない。
支援システムは、県が基幹回線を整備した「鳥取情報ハイウェイ」を経由して両病院を接続。日南病院から送られたCT画像を、
鳥大病院の専門医が端末で閲覧して所見を登録。これを日南病院で読むことができる。
この日、鳥大病院は胸部断面を撮影したサンプル画像111枚を1分半ほどで受信。放射線科の杉浦公彦医師(37)が、
端末に映し出された画像を切り替えたり、濃淡を調整したりして患部を確認した。
杉浦医師は「十分診断に耐えうるシステムだ。限られた医師を効率的に活用でき、地域の人にも移動の負担がかからない」と話していた。