07/06/09 22:41:31 VYQPGp6R0
ありえない 腕の太さと なりにけり 店員を お持ち帰りで 食べる春
そら逃げろ 六本足が 追ってくる 心まで 君を愛して 殺しちゃう
奥の手は そでに隠した 毒キノコ 小脳に 回転体を 埋め込まれ
信号機が 俺を監視し あざ笑う 震える手 触れる乳房に 吸い込まれ
何も無い 貧乏生活 終わり無し カルピスと 思って飲んだ はなぢるよ
軋む喉 闇夜に響く 赤い臭い 缶詰めを 開けたら中に 犬の糞
車椅子 余命百メートルの 微笑で 脳受信氏ねと頃せの 大合唱
春の木漏れ日 耳の奥から 蝶結び 塗りつぶす 瞳の奥に 虫の音
人間の顔の一部と生活し 香り立つ大人の時間をくれてやる
ビックリとあんこが入った靴下 授乳プレイ吸ったら出てきた過去の自分
動物化したあなたにも虫の声 いっせいに人が溶けゆく聖夜かな
サンタ来るバールのような物を持ち 下半身で平和を祈り逮捕され
透明なカエルをさっき踏んだような… リストラで泣いた君にもいつか猿来る
古井戸や死体投げ込む嫌な音 低いから高いと思った晩き秋
食いきれず尻に詰め込むバイキング ウォークマン、と見せかけて耳血 この肉壁いくらで売るねとパパが問い
陽の当たる所に立つと嘔吐する 友人が物理的に減っている 靴下にいつの間にやら足首が