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姫川病院が自己破産手続きへ
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債務超過が続いていた糸魚川市の糸魚川医療生活協同組合「姫川病院」(清水勇理事長)
は4日、理事会を開き、6月30日付で閉院することを決めた。
一両日中にも地裁高田支部に自己破産手続き開始を申し立てる。
入院患者は現在約50人、通院患者は3000人余りいる。同病院は
「入院患者のうち、退院可能な人は自宅療養してもらい、残りは
厚生連糸魚川総合病院に転院してもらう」としている。
外来患者は、姫川病院で紹介状を書き、ほかの医療機関をあっせんする。
清水理事長や病院関係者らによると、同病院は2006年度3月期で約1300万円の
当期赤字を計上。3月末時点の負債総額は約22億6600万円に上った。
7年前には14人の常勤医師がいたが、都市部への流出が相次ぎ年々減少。
4月からは6人になった。診療報酬改定による減収にも悩み、2007年度は
約2億2000万円の赤字を見込んでいた。新たな医師確保は難しく、
運転資金の不足が避けられない状況となり、病院閉鎖が決断された。
5日午前、病院玄関には閉院を伝える紙が張り出され、患者らが
心配そうに見つめていた。
新潟日報2007年6月5日