07/02/09 23:13:27 pPmVCbnC0
[症例]
幼稚園の頃より人と接することが苦手で,中学生の頃,1人か2人向こうから親切にしてくれる友人はいるが,
グループに入れない。中学1年生のときに電車の中で痴漢に遭ってから,電車が恐い。
主訴は外出恐怖(視線恐怖,会話が持続できない,争いごとが嫌い,ストーカーが恐い)。
他医でフルオキセチンを投与されたが,改善なし。
8月26日,初診:診察室で泣くだけで,母が病状を陳述。第1希望でない学校を嫌い,
友人づきあいが苦で大学を中退したという。
現在,自宅で料理を作ったり,英会話の勉強を1人でやつている。
(スルビリド50mg2錠+クロナゼパム1mg2錠,フルボキサミン25mgl錠を処方。
9月9日:微笑しながら入室したが,自分にとって外に出ることは考えられないという。
母親に対して密着を避けるよう指導した。イミプラミン10mg2錠を追加した。
9月30日:担当医にメールで日常の様子を伝えてくる。表情が明るくなった。
スルビリド50mg2錠,クロナゼパム1mg2錠,フルボキサミン25mg2錠,イミプラミン10mg2錠を処方。
10月27日:1人で来院。外出が平気になり,1人で買い物ができた,
一生外出できないと思っていたのに,信じられないという。
翌年1月15日:アルバイトの面接を受けてきたという。
この間,4回の認知行動療法を行った。
↑こんな症例がネットにあったんですが、素人が見ても
こんな簡単に変わるわけないと思うんですが、変わるものなんでしょうかね?