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成年後見契約悪用の元行政書士らに懲役刑、高齢女性だます
2007年11月8日(木)21:18
一人暮らしの90歳代の女性から多額の現金をだまし取ったとして、詐
欺罪に問われた元行政書士の山本成男被告(47)ら2人の判決が8日、
東京地裁であった。
河田泰常裁判官は「高齢の女性を狙った計画的犯行。本来なら女性を保
護すべき立場にありながら、被害拡大に手を貸し、強い非難に値する」と
述べ、懲役2年6月(求刑・懲役3年6月)を言い渡した。共犯の元暴力
団組員、神林正一被告(47)は懲役4年6月(同5年)とした。
判決などによると、山本被告らは2005年、財産管理などを行う成年
後見契約を女性と結ぶ際の「調査費用」などの名目で、女性から計950
万円をだまし取った。また、神林被告は04年、出資金名目で、この女性
から計2000万円をだまし取った。